このブログについて
ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)に留学中でした。気づいたこと、思ったこと、困ったこと、驚いたこと、笑ったこと、泣いたこと、ハラハラドキドキしたこと、スリにあったこと、金髪女性に告白されたこと、財布を盗まれたこと、イギリス王室に表彰されたことなどを書いたつもりです。
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全体 -SOAS -寮 -お買い物 -散歩 -英語 -会話 -日常 -人 -食 ▼英国内の観光 >ロンドン >スコットランド >ストーンヘンジ >オックスフォード >ケンブリッジ ▼ヨーロッパ旅行 >冬休み旅行 >アイルランド >イベリア半島旅行 >イタリア旅行 >帰国直前旅行 未分類 以前の記事
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日本には、日本の悪口を言うのが大好きな人たちがいます。
そういう人たちの得意技は、あのおフィンランドではですね、とか、あたくしこの前イギリスに行ってきたんですけどねイギリスではね日本と違ってね、とか、ヨーロッパの国々を引き合いに出すこと。ああ、そう語るときの彼らの、あの得意げな顔といったらもう! けれど少なくともタバコ事情に関しては、イギリスのほうが、日本より相当遅れていると思います。 日本のはわざと読まないように文章書いてるんじゃないか? って思っちゃうほどです。英語で書いてから、それを、ニホンゴ勉強し始めて2年デス的な外国人に翻訳させたような文章です。それに比べたらイギリス式表記はわかりやすい。もはやSVO型ですらない。SV型の文型。これなら中学生でもわかる。 けれど、受動喫煙っていうことを言えば、ロンドンはひどい! ロンドンに来てからタバコの煙を吸うことが増えました。わたしはタバコを吸いませんし、どちらかというと嫌煙家(穏健派)なので、副流煙がぶかぶかと肺に入ってくるっていうのは不快です。 イングランドでは2007年7月より、その名も禁煙法という法律が全土で施行され、すべての公共の施設内での喫煙が禁止されているそうです。学校や博物館はもちろんのこと、レストランやパブなんかも全面禁煙。で、すごいのは、屋内であれば、喫煙室を設けて分煙なんてのもダメってこと。イギリスではあたまの上に屋根がある限り、タバコを吸うことは許されないのです。 では愛煙家たちはどこでタバコを吸えばいいのか。答えは簡単、あたまの上に屋根がないところで吸えばよい。ということでロンドンの建物の入り口には、必ず灰皿や吸い殻受けが設置してあります。屋内で吸えない分、愛煙家のみなさんが入り口付近にたむろ。たむろ。ぷはー、っとやっていらっしゃる。 たとえば上の写真はSOASのメイン校舎の入り口ですが、ここにたむろしている人の大多数がタバコを吸っている、ということです。この副流煙吸放題ゾーンは結構きつい。 喫煙者は法律を守っているわけだから、彼らは悪くないはずです。悪いのは法律。まだ施行から2年しかたっていない法律だから未熟なところがあるってことなのかもしれないけれど、なんとかならないものですかね。ここまで本末転倒な法律もすごいと思います。 久しぶりにマジメなこと書いた気がする
3/19 17:16
by lon-don
| 2009-03-20 02:19
| -日常
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