このブログについて
ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)に留学中でした。気づいたこと、思ったこと、困ったこと、驚いたこと、笑ったこと、泣いたこと、ハラハラドキドキしたこと、スリにあったこと、金髪女性に告白されたこと、財布を盗まれたこと、イギリス王室に表彰されたことなどを書いたつもりです。
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全体 -SOAS -寮 -お買い物 -散歩 -英語 -会話 -日常 -人 -食 ▼英国内の観光 >ロンドン >スコットランド >ストーンヘンジ >オックスフォード >ケンブリッジ ▼ヨーロッパ旅行 >冬休み旅行 >アイルランド >イベリア半島旅行 >イタリア旅行 >帰国直前旅行 未分類 以前の記事
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昨日、実家のある盛岡へと帰ってきました。ロンドン出発から盛岡到着までは、まさに嵐のような時間の過ごし方をしたのでした。
土曜日は朝8時に成田に到着。まず大学へ行っていろいろな事務手続きを済ませ、つづいてサークルのともだちとお茶の水でランチ。さらに夜には高校の友達の演奏会を聴きに、多摩へ。めまぐるしくいろんなイベントをこなし、いろんな人に会う日でした。 日曜日と月曜日はとにかく、アパート探し。いくつかの不動産屋さんをまわり、お客様はカミサマ的な社員さんの応対に感動しつつ(なんと冷たいお茶が出た!)(←と驚く自分が面白い)、なんとかよしここで行こう、というアパートを見つけることができました。 * * * 東京は、蒸し暑かった。本当に、ホントーに、ほんとうに! 蒸し暑かったのです。飛行機から一歩外へ踏み出したときの、あの、むわっというかんじ。思わず、ああこれならロンドンに戻ろうかと思うほどでした(しかしわたしはすぐに冷静さを取り戻し、ロンドンに戻らなくても盛岡に帰ればすむはずだと考え直した)。 だから土曜のランチは、パスタでした。むしむししていて、暑すぎて、あれだけ日本に帰って第一食はラーメンだ! と宣言していたのにもかかわらず、ラーメンを食べる気にはなれなかったのです。パスタなら飽きるほど食べたしなあ、なんて気持ちもありましたが、それだって大きな間違いでした。 というのも、私が食べていたのは結局(アフター・オール)、「イギリスの」パスタだったのです。東京・お茶の水で食べる 【紀州の梅とささみの昆布つゆ仕立てスパゲティ(1050円税込)】 は、ヨーロッパにいるあいだに食べたどのパスタよりもおいしかったのです。 逆カルチャーショックとまではいかずとも、やはり新鮮でした。 * * * イギリスでの生活は、つかの間の夢だったのです。旅行をしたり、ぼおっと考え事をしたりする時間。これはまるで、夢のような時間でした。これからは現実を(例えば新宿駅の混雑の中を)生きていかなくてはなりません。 アレはアレでいい夢だったんじゃないかな、と思っています。もちろん、このブログに何度も書き連ねたように、辛いことや腹をたてることも多くありました。しかし、世間でよく言われるように「思い出は美化される」のです。このさいだから、どこまでも美化されてほしいものです。 * * * この更新で本ブログも終りです。読んでくださった方々、コメントをくださった方々、本当にありがとうございました。ロンドンにいるあいだ、このブログに更新には結構時間を費やしていたのですが、まあまあ悪くないブログ日記を続けられたんじゃないかなあ、と、自分では勘違いしているところです。 それではさようなら。そして最後にもう一度。 思い出よ、美化されろ! 6/16 22:54
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by lon-don
| 2009-06-16 22:54
| -日常
今日の朝びっくりしたのは、向いの部屋から次から次へとゴミ袋が出てきてること。その部屋はもう退寮したフラットメイトの部屋で、業者さんが清掃に入っているようなのです。退寮の際は荷物をまとめたりいらないものは自分で整理して捨てたり。そういうことって、コチラではやらなくていいんですね。どこもかしこもピカピカとまでは言わずとも、まあせめて個人的なモノは全部処分して… というのが私の中の常識でした。
最後の最後までロンドン生活は私にとっては新鮮な発見でいっぱい。というか、ここ数日のあいだ、マジメにぞうきんでふいたりしている自分が、バカみたい。 * * * 本当に最後の最後ということで、夜、ロンドン交響楽団の演奏会へ。たぶん14回目のクラシックの演奏会です(下に、過去のものを自分のために整理してみました)。地下鉄がストライキでストップしたのでバスで行ってきました。バスはいつもより混んでいました。 明日の朝、地下鉄を利用しなくてはならないのです。言うまでもなく空港に向かうためです。果して大丈夫なのでしょうか。確かストライキは今日(木曜日)の18:59までだったと思うのですが、結局演奏会からの帰り、22時頃にも地下鉄は止まってました。ホントに大丈夫なのか。 * * * というわけで、ああ明日のいまごろは僕は飛行機の中です。しかも、着陸の1時間前くらいです。隣の部屋からいま、隣人が友人と電話で話す声が聞こえてきます。ファック! と叫んでいます。まさに私にとってのロンドンです。 今晩火災報知器が鳴ったらすごいよな
6/11 23:00 行った演奏会をリストアップしてみよう #
by lon-don
| 2009-06-12 07:01
| -日常
日本食レストランに行ってきました。先日の旅行に一緒に行った友人とふたりで、行きました。
このレストラン、その名もwagamama。結構繁盛しているようで、ロンドンの街を歩いていると本当にあっちこっちでこのロゴを見かけます。調べてみるとロンドン中心部だけで20店舗ほど営業しているとのこと。さらにこのwagamama、イギリスだけでなく、ヨーロッパではベルギーやデンマーク、スイスにオランダ、さらにキプロスやギリシャ、マルタ。中東ではクウェートやトルコ、アラブ首長国連邦。また、遠く海を越えてアメリカにまでも進出しているという、超有力外食チェーンのようなのです。 * * * 店内に入ってみると、海外の日本食レストランが往々にしてそうであるように、どちらかというとモダンで洗練された雰囲気。壁にはモノクロで、アジア系の男の人がどんぶりに顔をうずめている(?)写真がありました。「老若男女」とまでは行きませんが、それでも上は40代の夫婦や、下は学生ふうの4、5人グループなど、いろんな人にこのチェーン、支持されているもよう。 ・edamame(£3.50)など、何故かローマ字で日本語そのまんま。しかし「甘いうどん」とか果してイギリス人にわかるのか? なんて思っていたら、メニューの最初のところにこんな感じの「単語集」が用意されてました。 yasai : 野菜なんだかすっごくまわりくどい気がするのは私だけなのだと信じたい。それに、そばとラーメンはいっしょくたにしていいのか? * * * まず出てきたgyoza(£4.65)。 中身は一緒だし、味もまあいわゆるギョーザではあります。けれど、皮がぱさぱさで、しかも水分が足りないのか粉っぽくて、だからまあ、ふふっっふっふふふという感じ。 次が友人のchicken katsu kare(£8.05)。 問題は、盛り方とその量の配分。どう考えてもカツが多すぎだろう! というかルウが少なすぎだろう! ご飯も少なすぎだろう! ということでやはり、フィッシュ・アンド・チップス文化を誇るイギリスにおいては揚げ物が中心のメニューになっているようなのです(この考え方は当たらずとも遠からずだと思いませんか)。 そして私のメイン・デッシュ、chicken ramen(£7.35)。 これがまたもんのすごおおおおおくマズいのです。麺にはコシがなく、箸でつかもうとするとすぐにぷちぷちと切れてしまいます。スープは薄いし、「chicken」はダシのことかと思ったら実際にパサパサの胸肉が入っていて、ああもう! これならすぐおいしいすごくおいしいチキンラーメン(105円税込)のほうがよっぽどおいしいってば! * * * というわけで今日の結論。 (1)やはり海外ではうまいラーメンは食べられない。 (2)多分マズいんだろうなあと思って入る日本食レストランは、実際にマズい。 (3)帰国したその日の昼ご飯は必ずラーメンを食べよう けれど、外人さんたちがいろんな方法で、頑張って箸を使っている姿はかわいらしいものでした。こっちの男性は、箸をうまく使えたらモテそうです。オシャレな日本料理屋に彼女を連れて行って、 「ねえあなたはどうしてそんな上手に箸を使えるの?」なんて会話がロンドンでは日常的に交わされているのです。 6/10 18:31
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by lon-don
| 2009-06-11 02:32
| -食
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